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こかげ庵の気まま綴り

英和辞書との付き合い方。

 

英和辞書との付き合い方。

 

さて、英和辞書。

こかげ庵流、英和辞書との付き合い方。

 

まぁ、そんな立派なタイトルをつけるほどのことではないんですが・・

 

それは

  • 『調べる』ために辞書を開くのではなく『読む』ために辞書を開く
  • 「辞書をだら読みする」

です。

 

例えば、特にどの単語ということもなく、ぱっと見開いたページに載っている重要単語(フォントサイズや太さ、色などで目立つようになってます)についての記載を、その単語についての記載が終わるところまで、気合を入れずにだらだらと読む。もちろん「今日はこの単語を読む」と決めて、その単語の記載をだら読みしても良いです。

 

お布団でもトイレでもどこでもOK。要するに本を読む感覚で辞書を読む。

 

だいたいの方は「辞書は調べるときに開くもの」という感覚があると思います。求めていた意味の記載を目にしたら、それで辞書のお役目はおしまい。ぱっと閉じる・・。

でも前記事にも書きましたが、英和辞書は実は情報の宝庫。そのお役目だけで終わらせるのはすごくもったいないと思います。

 

辞書によっては、重要な情報が載っている箇所を如何にして読んでもらうか、色分けや枠線囲いなどを使って目立たせる工夫をしています。辞書の方も読んでもらおうと何気に頑張ってます。

 

だら読みしながら最低限押さえておきたい情報は、次の3つです。

  • 読み方(発音記号) 小声で良いので読みながら実際に声に出してください。
  • 品詞(動詞の場合は自動詞・他動詞も。ひとつの単語で複数の品詞を持つ場合もあります)
  • 意味を1つ2つ。大事なものは色分けされている場合が多いです。

 

上記に加えて、単語によっては枠線で囲ったり表にしたりして、要点や注意点をまとめ書きしているところがありますので、それに出くわしたら要チェックです(あくまでだら読みですが)。

 

そして、だら読みした単語は「だら読みした」という足跡を残しておくために蛍光マーカーペンで下線を引いておくことをおススメします。「これは前に読んだから別の単語にしよう」「あれ?これ前に読んだっけ?全然覚えてないからもう1回読もう」などなど活用できますので。

 

大事なことを書き忘れてました。

この「読むための辞書」は、高校生向けの標準サイズ(1800ページくらいあるもの)が該当します。中学生向けや海外旅行向けの薄めの辞書は、それこそ「調べるための辞書」なので、こかげ庵ではおススメしません。僕としては中学生からこの標準サイズの辞書を使うことをおススメします(私立中学では標準サイズ辞書の使用を推奨しているところもあります)。

 

以上、こかげ庵流、英和辞書との付き合い方を簡単に書いてみました。

 

活用法(番外編)

横になってだら読みした後に、枕にするのもアリです。

ちょっと低くて硬いですが・・厚紙ケースから出すと少し柔らかくなります(笑)