相性。
相性。
先日、その後。に書いた生徒さんから「無事合格しました!今後もよろしくお願いします!」という嬉しい連絡をもらいました。
いよいよ始まるハイスクールライフ。彼の過ごした不登校の2年半は、これからの彼の人生の大きな糧になるに違いない☆
(☆追記更新☆)
(高校を卒業し、希望していた専門学校へ進学。また一歩、自らの歩みを進めました!)
・・
こかげ庵と出会ったことで彼の方向が変わっていったことは事実ですが、僕が方向を変えたわけではなくて、彼が自ら変わっていった・・僕はそのきっかけの一つに過ぎないと思っています。
僕は何も特別なことしてないし、学校で傷ついた子どもや感性の鋭い子ども・・そういう今の子どもたちの誰もに、僕だけの力で同じような結果をもたらすことができるとも思っていません。
塾長はここにお越しになる皆さん全員のことを癒しますけどね(そこはさすが塾長。です)。
彼とはたまたまフィーリング・・相性が合ったんだと思っています。
そんなことを書くと「相性で仕事してるのか?」「プロとしてなっとらん!」とお叱りを受けそうですが、学校でも企業塾でも、先生と合わなくて成績が低迷する・・というのは当たり前のお話。ぶっちゃけ、教育の仕事はそういうもの、理想論では語れないものだと思っています。
塾の広告を見ていると、どういう講師やどういう教材を使っているから成績が上がるとか、どういう指導法を導入しているから成績が上がるとか、実際に成績が上がったとか、だからこの指導法は良いんだ、とか・・そういう謳い文句が出てきます。
それがたとえ事実だとしても、それは成績が上がった子とその塾の講師や教材、指導法の”相性”が合っただけのこと。合わない子だって当然、相当数いるわけで、でもそれを書くと宣伝にならなくなってしまうので書いてないだけ・・です(笑) (皆さん、塾を選ぶ際はそこは押さえといてくださいね。)
どれが良い、どれが悪いとかではなくて、その生徒がどんな人と、どの教材と、どういう指導法と”相性が合うか”、ということ。僕の性格や僕の指導と合わない人も当然いるでしょう。
僕と合わなくても、その生徒と相性の合う人がどこかにいるはずで、早くそういう人と巡り会って、自分を開花させていくのが理想です(学生時代は長いようで短いですからね!)。
だから個人的には、いろんな大人がいろんな形式で行う学習支援の場が、もっともっとたくさんあればいいのになって思います。
もっともっとたくさん学習支援の選択肢があって。
気軽に、何度でも選べて。そういうなかで、
相性の合う大人とめぐり会うことができたら。
彼がもたらしたような喜びの声がもっともっとたくさん聴こえるはず。
そうなると競合同業者が増えることになるけれど(笑)、彼のような声があちこちで聴けるのなら「それもよし」です。
”相性”・・学習支援において、とっても大事です。